名古屋場所の優勝予想を振り返る

本場所

既報の通り令和6年名古屋場所横綱照ノ富士が三場所ぶり10回目の幕内最高優勝を果たしました。

この結果と共に私が今場所前に予想した優勝力士の成績も振り返りたいと思います。

照ノ富士 12勝3敗 優勝

見事な復活優勝でした!場所前に今場所出場の報せを受けた際の投稿で序盤の5日間を乗り切れば優勝争いに加わるだろうと述べましたが、予想を大きく上回る初日からの10連勝。終盤戦こそ2勝3敗とやや失速したものの賜杯はキッチリ手元に引き寄せました。

大の里 9勝6敗 殊勲賞

本命◎と予想した大の里でしたが、今場所は想像以上に苦戦を強いられました。勝った相撲の中にも防戦からの逆転という内容が含まれているので、余計にそう感じます。また、まず堅いと思われた二桁白星にも届かなかったことで大関昇進に向けてもブレーキが掛かってしまいました。その一方で全勝だった照ノ富士に土を付けたことからやはり只者ではないという印象は変わらずでしたね。殊勲賞の受賞も文句なしです。来場所で高いレベルの成績を残すことができれば大関の声もかかるかもしれませんので、引き続き注目していきたいです。

琴櫻 10勝5敗

対抗○として挙げた琴櫻も期待通りとまでは言えなかったですね。序盤で喫した2敗に加えて終盤の3連敗により最終盤を待たずに優勝争いから脱落してしまったのは誠に残念でした。ただ、琴櫻においても過去全敗だった照ノ富士から初勝利を挙げたことは今後に向けて明るい材料になったことと思います。優勝決定戦を演出した立役者となりましたが、次こそは主役の座を狙ってほしいです。

若隆景 11勝4敗

大穴△若隆景は優勝争いにこそ顔を出さずに終わりましたが、おっつけや差身の巧さは流石の一言でした。落とした4つの星は詰めが勿体ないと感じるものばかりで、この内の一番でも拾えていたら少なくとも優勝同点だったことを考えると心の底から惜しい…という思いが募りますね。来場所はまた大きく番付を戻すので、更なる復活劇を鑑賞できればと思います。

【総括】

照ノ富士に関しては場所前から調整不足が懸念されていたため、個人的には優勝候補に挙げることができませんでした。大の里琴櫻若隆景についてはいずれも及第点といえる成績は残しましたが、皆が揃って優勝争いには絡めず終いでした。したがって、今場所の優勝予想における自己評価としては20点くらいですかね…まだまだ稽古不足でした。これから一層精進したいと思います!改めて15日間、拙文をご覧いただきありがとうございましたm(_ _)m

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