名古屋場所【十日目】この一番[十両]

本場所

●獅司 ー ○白鷹山

西方はここまで5勝4敗の白星先行でまずまずの白鷹山

東方は二日目以降連勝を重ね十両の優勝争いで先頭に立つ獅司

立ち合いでいきなり右上手を狙った獅司。元来押し相撲の白鷹山はその流れで左を差してしまい苦しい展開が予想された。だが、獅司が横から廻しを求めたことで深い上手となり白鷹山としてはかえって下から攻めることが可能となり、そのままあっさりと寄り切った。

ここまで好調をキープしていた獅司でしたが、今日は安易に廻しを求めたことが仇となりました。

ただ、それでもなお同じく2敗の白熊と並び優勝争いの先頭です。

番付的に今場所で一気に新入幕を窺うのは難しいかもしれませんが、一つでも多くの白星を挙げて

幕内の座に近づきたいところですね。

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